お客様が思い描いていた、間取りや外観のイメージ、家づくりに関する要望等をお話ください。
お客様のご要望に沿ったプランを作成し、模型、イメージパースでご提案させていただきます。
何度かお打合せを重ねて、丁寧にプランを決めていきます。
自己資金をどれくらい用意するか相談して、一番ベストな資金計画を作成いたします。
間取りの変更や気になる部分を再確認しながら本図面を作成していきます。
サッシやコンセントひとつから細かく丁寧なお見積書になります。
間取りや仕様、お見積もりなどを確認していただきます。
この間引渡しまでに、設計図書のとおり施工されているか、
傷や雑な収まりは無いだろうか等、社内検査を実施しております。
住宅の新築工事前に地盤調査をし、住宅をしっかり支持できる地盤であるかどうか調査し地盤調査の結果次第では地盤改良工事(地盤補強工事)を行うことになります。地盤調査では、地面からの深さごとの地質や地盤の固さを調査し、報告書を作成します。
地盤調査の方法には種類がありますが、住宅建築前の地盤調査の場合にはスウェーデン式サウンディング試験かボーリング貫入調査(試験)のいずれかを用いることが多く、とくにスウェーデン式サウンディング試験(略してSS試験)が用いられることがより一般的です。
写真は、スウェーデン式サウンディング試験の様子です。スウェーデン式サウンディング試験とは、スクリューを地中へ貫入させていきますが、貫入時の荷重や回転数から地盤の固さを調査します。
遣り方とは、建物の位置・基礎の高さ・水平などを決める工程で、地縄張りの外側(50~100cm程度はなれている)に杭や板を張り巡らせる作業です。この遣り方を基準として地業工事・土工事・基礎工事を行います。
根伐りは、掘り方と呼ばれることもありますが、基礎を作るために地盤を掘削する作業です。
地盤調査の結果、軟弱な地盤であった場合には地盤改良工事(地盤補強工事)を行う必要があります。地盤改良工事(地盤補強工事)にはいくつか種類があり、その代表的なものが、表層改良工法・柱状改良工法・鋼管杭工法です。(写真は柱状改良工法です。)
基礎の下となる部分の全体に砕石を敷き詰めます。その砕石の上からも、しっかりランマーで転圧して締め固めを行います。十分に転圧した後には、防湿シートを敷きます。防湿シートは、基礎の底盤部分を覆うように敷いていきます。これは、地面からあがる湿気を防ぐためのものです。
基礎工事には、布基礎とベタ基礎がありますが、地盤調査の結果により選定します。(写真はベタ基礎施工です。)基礎配筋は、基礎の底にあたる底盤(コンクリートスラブ)を先に行い、その後、基礎の立ての部分にあたる立上り部分を行います。鉄筋と鉄筋は結束線で結んで固定します。現場では、サイコロとかスペーサーと呼ばれるスペーサーブロックを鉄筋の下に敷くことで、鉄筋の下側のコンクリートの厚み(かぶり厚)を確保します。
底盤部分のコンクリートを打設後、養生して乾燥させます。その後、基礎立上り部分の型枠、アンカーボルトを設置し立上り部分にコンクリートを打設します。しばらく養生期間をおき、コンクリートの設計強度が出れば型枠を撤去します。基礎の立上りから上に出ているものがアンカーボルトとホールダウンアンカーボルトです。
基礎と土台の間に基礎パッキンを敷いていきます。床下と外部の換気を目的としています。以前は、基礎に換気口(長方形の穴)をあけて換気していましたが、当社では全周換気ができる基礎パッキン工法を採用しています。その後に、防蟻処理しておいた土台を基礎に敷いていきます。しっかりアンカーボルトで締め付けて固定します。
当社では、水平方向の力に強い剛床工法(根太レス工法)で施工します。909mmピッチ(間隔)で105mm角の大引を設置していきます。この大引を下からプラスチック束(後に調整が可能です。)で支えます。その後、床面の断熱材を落下防止金物を用いて施工します。(写真の床面断熱材はポリスチレンフォーム保温板3種(カネライトスーパーE3・100mm))
土台の上に柱を立てていきます。土台と柱は、ホールダウン金物やアンカーボルト、L字金物、火打ち金物他で緊結していきます。
当社では、筋交いを用いずに耐力面材を用いる耐力壁を採用しています。耐力面材には、防腐・防蟻性に優れ、寸法安定性・透湿性にも優れた大建工業[ダイライトMS]を採用、外壁通気構法の効果をより高める下地材です。また軽量ながら構造用合板(特類)と同レベルの強度を誇るとともに、防火性が高いなど、外壁下地材に与えられた多彩なニーズに対応しており、壁倍率3.0倍(12㎜厚、木造軸組の場合)を取得しています。
軒桁と垂木をひねり金物で接続します。その後、野地板の施工後、屋根の下葺き材のシージングボード、アスファルトルーフィング(防水シート)の施工です。この下葺き材のアスファルトルーフィングは防水シートで、屋根の仕上材から中へ侵入してきた雨水を防ぐためのものです。その後、最後に屋根の仕上げ工事です。屋根の仕上材の種類は豊富で、瓦葺、スレート葺き、ガルバリウム鋼板、他があります。(写真はガルバリウム鋼板です。)
基礎パッキンカバー(網状・プラスチック製)は、ネズミや蛇の浸入を防止するためのものです。透湿防水シートは、外壁の仕上材の内側に侵入してきた雨水を防ぐためのものです。サッシ周りは、透湿防水シートの施工後、防水テープをサッシの下側、左右、上側の順に張ります。この防水テープにも張り方の順序があり、雨水は上から下へと流れるので、この順序で張っておけば内部への雨水の進入を防ぐことができます。
当社では、外壁通気工法を採用していますので、透湿防水シートの施工後、胴縁を施工していきます。通気胴縁で通気層を確保し、外壁内部に空気が流れることで壁内結露を抑制する働きがあります。外壁の仕上げ材はサイディングが主流ですが、他にガルバリウム鋼板、磁器タイル、等があります。(写真はサイディングです。)胴縁は縦方向に施工する縦胴縁と横方向に施工する横胴縁があり、サイディングを横方向に張る場合は縦胴縁、サイディングを縦方向に張る場合は横胴縁とします。
雪が積ったりした場合、結露防止のため発砲ウレタンを現場で吹付けて施工します。
断熱工事には、大きくわけて内断熱工法と外断熱工法がありますが、当社標準仕様では、内断熱工法を採用しています。断熱材には色々な種類がありますが、当社では、高性能防湿フィルム付グラスウール(断熱等性能等級4)を標準仕様として採用しています。他には、現場で吹付けて施工していく発砲ウレタンをニーズに合わせて採用する現場もあり断熱材の隙間が生じないことがメリットの1つです(写真例)
排水溝と排水口(ドレイン)を設け、壁面の立上り、腰壁(バルコニーの外側の壁)の立上り部分は300mmの高さで、室内側の壁(サッシ枠の下)の立上り部分は200mmの高さまでFRP防水で施工します。
石膏ボードの突き合わせ部分やビス留め部の隙間や、すべての凹凸に対してパテ埋め処理をして、クロスに糊を付けてクロスを貼っていきます。
ハウスクリーニング、社内点検後、公的機関の検査などを行い新築住宅瑕疵保険を付け、お客様に引渡しを致します。